Z.O.E 2173・ストーリー

ストーリー西暦2173年。すでに人類は宇宙に本格的な進出を果たしており、その生活圏は月、火星、そして木星まで及んでいた。親友アレスと共に主人公ケイジが働く移民船『ボナパルトⅢ』はその目的地である火星に到着する寸前、 ”謎の黒い機体”との接触により沈んでしまう。不思議な少女ミオナの導きによって所属不明のLEV（レブ＝人型機械）”テスタメント”に搭乗し、命からがら脱出したケイジと少女は、様々な思惑の交錯する赤い大地、火星に不時着する。そこで彼を待っていたのは救助ではなく、『軍の新兵器強奪犯』といういわれなき冤罪による逮捕だった。訳がわからないまま独房で悲嘆にくれるケイジ。しかし、そんな彼を助ける人物が現われる。それは爆発したボナパルト号と共に死んだと思われていた親友アレス。そして、”エンダー”と呼ばれ、地球側の圧制に対抗する火星のレジスタンス『BIS』のメンバー達の姿だった……。ボナパルト号が沈んだ原因である”黒い機体”の正体は？不思議な少女ミオナはいったい何者なのか？そしてケイジが脱出に使った機体に隠された秘密とは……？幾多の謎に翻弄されながらレジスタンスのメンバーと行動を共にするうち、人のために戦うことの意味をケイジは少しずつを考えてゆく。果たして少年はその先になにを見るのか？人は憎しみあうことでしか悲しみを癒せないのか？ここにもうひとつの”Z.O.E”の物語が幕をあける。
補足　ゲーム、OVAと展開するZONE OF THE ENDERS(以下Z.O.E)　このゲームボーイアドバンスソフト、”Ｚ.Ｏ.Ｅ 2173 ＴＥＳＴＡＭＥＮＴ”（以下テスタメント）はTVアニメ "Z.O.E Dolores"の一年後の火星でのお話。詳しい設定や年表は公式サイトやファンサイトでお探しください。位置的には Z.O.Eの長いお話の一部なので、もしかするとこのゲームの登場キャラが後のZ.O.Eゲームに出るかもしれません多分。　従来のZ.O.Eは３Dアクションゲームですが、このテスタメントはプレイヤーとコンピュータが交互にユニットを移動させるシミュレーションRPG（スパロボ）。スパロボとの大きな違いは精神コマンドが無いではなく、攻撃の命中・回避を自らの手で行えるIAS戦闘（インタラクディブ・アクション・システム）があります。これは従来パラメーターで決まる命中・回避を自ら操作することです。これを使えば命中率0％を当てたり回避率0％を避けることも可能になります。他にも機体のカスタマイズにバランサーの概念の導入や武装追加の方法がユニークだったりします。また、この手のゲームのお約束の固有名詞については、キャラクター図鑑・メカニック図鑑の他に基本用語ファイルなるものでカバーできるようになっています。あとは操作性の高さ、携帯ゲームとは言えイベントでは大きなCGが表示されたり、音楽が結構良かったりします。　気になる点として、戦闘でのゲームバランス。攻撃力が全体的に低く、雑魚一体を倒すのに数機で攻撃する必要があります。しかし、このゲーム攻撃できるのは自分のターンだけで相手のターンは防御しかでず、またIAS自体時間が掛かりやすいのでゲーム時間が長くなりがちです。といってIASをOFFにすると当たらない･避けれないですが……。この手のゲームにアクション要素を入れるのは、ある意味ゲームの持ち味を捨てている気もします。　とは言え、新しいタイプのゲームと思えば問題はないですし、シナリオ数も多すぎず少なすぎず繰り返しプレイしても苦になりません。 Z.O.Eユーザの方もそうでない方にも楽しめるゲームと思います。今なら比較的安く手に入るでしょうしオススメの一本です。 LEV(レブ) LaboriosuExtra-OrbitalVehicle(軌道外作業機械)の略。宇宙ステーションやコロニーの製作の為に開発された有人作業ロボット。オービタルフレーム通称OF。火星バフラムで開発された戦闘用機動兵器。希少鉱物メタトロンを各部に使用することにより、LEVを遥かに凌駕する機動性、攻撃力を有する。反地球同盟BIS 正式名称”ボーン・イン・スペース”。デクスンをリーダとしたレジスタンスグループ。複雑な地下坑道の内部にアジトを持っており、”ロビン財団”のバックアップのもと活動を続けている。

ストーリー

西暦2173年。

すでに人類は宇宙に本格的な進出を果たしており、

その生活圏は月、火星、そして木星まで及んでいた。

親友アレスと共に主人公ケイジが働く移民船

『ボナパルトⅢ』はその目的地である火星に到着する寸前、

”謎の黒い機体”との接触により沈んでしまう。

不思議な少女ミオナの導きによって所属不明のLEV（レブ＝人型機械）”テスタメント”に搭乗し、

命からがら脱出したケイジと少女は、様々な思惑の交錯する赤い大地、火星に不時着する。

そこで彼を待っていたのは救助ではなく、『軍の新兵器強奪犯』といういわれなき冤罪による逮捕だった。

訳がわからないまま独房で悲嘆にくれるケイジ。

しかし、そんな彼を助ける人物が現われる。

それは爆発したボナパルト号と共に死んだと思われていた

親友アレス。そして、”エンダー”と呼ばれ、

地球側の圧制に対抗する火星のレジスタンス『BIS』のメンバー達の姿だった……。

ボナパルト号が沈んだ原因である”黒い機体”の正体は？

不思議な少女ミオナはいったい何者なのか？

そしてケイジが脱出に使った機体に隠された秘密とは……？

幾多の謎に翻弄されながらレジスタンスのメンバーと行動を共にするうち、

人のために戦うことの意味をケイジは少しずつを考えてゆく。

果たして少年はその先になにを見るのか？

人は憎しみあうことでしか悲しみを癒せないのか？

ここにもうひとつの”Z.O.E”の物語が幕をあける。

補足

　ゲーム、OVAと展開するZONE OF THE ENDERS(以下Z.O.E)　このゲームボーイアドバンスソフト、”Ｚ.Ｏ.Ｅ 2173 ＴＥＳＴＡＭＥＮＴ”（以下テスタメント）はTVアニメ "Z.O.E Dolores"の一年後の火星でのお話。詳しい設定や年表は公式サイトやファンサイトでお探しください。位置的には Z.O.Eの長いお話の一部なので、もしかするとこのゲームの登場キャラが後のZ.O.Eゲームに出るかもしれません多分。

　従来のZ.O.Eは３Dアクションゲームですが、このテスタメントはプレイヤーとコンピュータが交互にユニットを移動させるシミュレーションRPG（スパロボ）。スパロボとの大きな違いは精神コマンドが無いではなく、攻撃の命中・回避を自らの手で行えるIAS戦闘（インタラクディブ・アクション・システム）があります。これは従来パラメーターで決まる命中・回避を自ら操作することです。これを使えば命中率0％を当てたり回避率0％を避けることも可能になります。他にも機体のカスタマイズにバランサーの概念の導入や武装追加の方法がユニークだったりします。
また、この手のゲームのお約束の固有名詞については、キャラクター図鑑・メカニック図鑑の他に基本用語ファイルなるものでカバーできるようになっています。あとは操作性の高さ、携帯ゲームとは言えイベントでは大きなCGが表示されたり、音楽が結構良かったりします。

　気になる点として、戦闘でのゲームバランス。攻撃力が全体的に低く、雑魚一体を倒すのに数機で攻撃する必要があります。しかし、このゲーム攻撃できるのは自分のターンだけで相手のターンは防御しかでず、またIAS自体時間が掛かりやすいのでゲーム時間が長くなりがちです。といってIASをOFFにすると当たらない･避けれないですが……。この手のゲームにアクション要素を入れるのは、ある意味ゲームの持ち味を捨てている気もします。
　とは言え、新しいタイプのゲームと思えば問題はないですし、シナリオ数も多すぎず少なすぎず繰り返しプレイしても苦になりません。 Z.O.Eユーザの方もそうでない方にも楽しめるゲームと思います。今なら比較的安く手に入るでしょうしオススメの一本です。
LEV(レブ)
LaboriosuExtra-OrbitalVehicle(軌道外作業機械)の略。宇宙ステーションやコロニーの製作の為に開発された有人作業ロボット。
オービタルフレーム
通称OF。火星バフラムで開発された戦闘用機動兵器。希少鉱物メタトロンを各部に使用することにより、LEVを遥かに凌駕する機動性、攻撃力を有する。
反地球同盟BIS
正式名称”ボーン・イン・スペース”。デクスンをリーダとしたレジスタンスグループ。複雑な地下坑道の内部にアジトを持っており、”ロビン財団”のバックアップのもと活動を続けている。

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