”トランスフォーマー” キミはこの単語を聞いた事があるだろうか？ それはある人には馴染み深く響き、 またある人には初めて聞く言葉だろう。 彼らについて我々が知っている事はそう多くない。 だが一つ言えるとすれば、 彼らは正義の戦士”サイバトロン”と 悪の軍団”デストロン”にわかれ、何百年もの間 宇宙を舞台に戦いを繰り広げているということだ。 そして我々が平和に暮らしていられるのは 宇宙の数々の危機に”サイバトロン”の誇り高き 戦士たちが常に立ち向かい、退けてくれるからなのだ。 今回は彼らの最近の活躍を紹介しよう。 『バラディアス太陽系、惑星ゼル・シュマイン』。 地球に酷似した環境をもつ、この辺境の惑星から 物語はスタートする！

解説 伝説のゲーム”コンボイの謎”で有名なトランスフォーマーゲーム最新作。舞台をＰＳ２に移し歴代トランスフォーマーのキャラが時代を超えて共闘するという設定はディープなファンならずとも 一度はトランスフォーマーを観たことのある人間には堪らないものがあるのではないでしょうか？　ゲームの方はというロボット生命体というだけあり操縦シュミレーションでは無くアクションゲームとしての意味合いが強いです。 シナリオパートではフルボイスで話が進み、劇間に流れるムービーは流石のクオリティを誇ります。音声は英語なのでアニメを観ていた人には少し違和感がありますが、ユーモアとジョークに彩られた独特の会話は洋画を観ているようでアニメとは違った面白さがあります。 　しかし、演出はともかくゲームとしては少々不満な点が目に付きます。まずなんと言っても操作性。振り向き動作の遅さ、敵をロックオンするときの優先順位の意味不明さ、ステップの悪さetc……どれもキレが非常に悪いために、この手のアクションゲームにおいて最も重要であろう”爽快感”が致命的に欠けています。 他にも難易度の高さ。と言ってもこれは敵が強いとかではなくシステムによる所があります。基本的に敵･味方の行えるアクションは共通のために、数の多い敵のほうが常に有利という点があります。 例を出すと、雑魚数機にコンボを仕掛けている最中に画面外の敵に射撃を行なわれると動きを止められ、ボコボコにされてしいます。他にも二機の敵の攻撃が少しずれて行なわれてもこちらは手が出せません。他にも投げハメモドキ等、色々と理不尽な事が多発します。 プレイしてみると海外での発売を前提として製作されたのではないかという気がします。 　しかし、操作の方は慣れてしまえば色々なキャラを使って遊ぶ楽しみがあります。ちなみに私は２時間ほどでなれました。キャラのほうも中々の数が揃っているので長く遊べます。 理不尽な点はトランスフォーマゲームの伝統とも言える事なのでそれすらも楽しむのが通でしょう。最後にプレイして思ったんですがこのゲームはわざと洋ゲー風に製作したような気がします。 それが関係あるか分かりませんが、慣れれば、この難易度が楽しくなってきます(感覚がマヒしているいるとも言う) 。とりあえず他段変形のキャラを分けるのは勘弁してください。 戻る