ストーリー 変化をもとめるでもなく、また不満をぶつけるでもなく、 ただ漠然と日常を過ごしていた少年、風見透夜。 心から信頼できる友、同じ時を共有してきた幼なじみの存在によって 平凡ではあるが穏やかな日々を過ごしていたものの 彼の心を完全に満たすことはできないでいた。 ゆっくりと流れつづけるはずだった日常。 しかし、それは桜の舞い散る季節に突如として終わりを告げる。 目前に飛来する巨大ロボット。戦闘……。 そんなことが現実に起こるはずがないと理性は告げるが 頬を伝う赤い雫と鋭い痛みはそれが逃れえぬ現実であることを証明していた。 やがて決定的な日常との決別は、トウヤを異世界へと導くというかたちで訪れる。

補足 　恐らく十数年ぶりとなるウインキーソフトオリジナル作品でプレイステーション(以下PS）ドリームキャスト(以下DC)の両方で発売される。中身の違いはPS版で不都合のあった箇所の修正とシナリオの追加、及びクリア後ライブレードスペシャルページへのパスワードがあるなどDC版の方がお得になっています。（当サイトはDC版の紹介・攻略になってます。一応書いときますがパスワードについての質問はお答えしません）。 　ゲームシステムは従来のスパロボタイプのゲームシステムに恋愛シュミレーション要素をプラス。そして作りこまれた設定・世界観にファンは多い。しかし、開発者自ら語ったように（PS版攻略本参照）自社ゲーム”魔装機神”の設定に酷似しているので、未だにマネ・パ○リ等の意見や魔装機神と同一視する人間もいるようです。またプライベートパートはサ○ラ大戦のマネでは？　と言う意見も少なからずあります。（余談ではあるが、サ○ラ大戦4において主人公の乗る最後の機体の設定がライブレードそのものだったりします） 　ゲーム内容は今まで培ったノウハウがあるためか安定した面白さがあり、ゲームバランスもある程度はとれている。また敵・味方共に個性的な登場人物の会話も観ていて楽しめます。しかし、PS・DC共に読み込みが多くまた長いのでテンポが悪く、またゲーム独自の固有名詞が多いので初めてのプレイはかなり混乱します。それに加えてCG・ムービーの達成率を１００％にしようとするとクリア後おなじデータで初めから……を繰り返さなければいけないのが結構辛かったりします（これは個人差があるでしょうが）他にも、全体的に敵が固く、スパロボに比べて爽快感が無いというのも困りもの。 　しかし、魅力的かつ個性的な登場人物にメカ、美麗なCGムービーの数々はそんな些細な不満を忘れさせてくれます。何回も繰り返してプレイすると色々な発見があり、また味わい深くなっていくので長期間楽しめます。

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